新規奨学金の紹介
END POLIO祈念 ロータリー笹岡奨学基金
申請の条件
- 1.当奨学金は 、ロータリー財団地区補助金奨学生に準ずる奨学金で、ロータリー財団法人地区補助金奨学生の申請者も申請が可能です。
- 2.当奨学金は幅広い修学分野について対応します。
- 3.募集要項及び申請書は、提出済のロータリー財団地区補助金奨学生の書式を用います。(報告書も同じく)
- 4.奨学金は邦貨三百万円を授与します。但し、ロータリー財団地区補助金奨学生の資格が受諾された申請者は二百万円となります。
5.当奨学金の特別事項として、申請時の入学許可証は求めませんが、本奨学生の選考に合格していても、期間内に留学先を決定し、入学許可を得られない場合には奨学金を支給しない。 - 6.面接は、ロータリー財団地区補助金奨学生申請書に記載の連絡先に連絡の上で、面接方法を個別に対応します(直接面接 オンライン等)
- 7.面接の結果、当奨学金の合格者について申請クラブの金融口座に奨学金を振り込みます。
例年3月20日
例年3月31日
例年4月初旬
END POLIO祈念 笹岡奨学基金委員会による面接試験。
(コロナ禍を鑑みてzoom面接となります)
ガイダンス
みなさま、平素はロータリー活動にご理解とご支援を頂きありがとうございます。私共の衛星クラブは、ロータリーの長い伝統として提供してきた奨学金プログラムを活用し、海外に留学された学友の皆さま(奨学生OB)が在籍されています。その皆様は、日本に不可欠な優秀な人材として、社会の中枢で活躍されています。そうした仲間の一人笹岡様は、かつて、当地区の奨学生としてアメリカに留学され、現在は東京で創薬企業の役員をされておられます。この度、笹岡様が自己資金を基本とした奨学金を創設され、私共のクラブが管理することとなりました。海外に留学を夢見る方々にとって、有意義な奨学金です。是非ご活用頂きますと、これに勝るものはありません。奮って御応募ください。
坂出東四国ロータリー衛星クラブ国際ロータリー第2670地区パストガバナー
坂出東四国ロータリー衛星クラブ 議長
前田 直俊
本奨学金の目的
本奨学金が目指すのはより多くの日本の若者に海外留学を経験してもらうことです。何を専攻するかは自由です。制限は付けません。何らかの明確な目的を持って海外で学び、経験し、できれば学位あるいは資格を取得して、帰国後に「世のため他人(ヒト)のため」に活躍してくれる、夢に向かってチャレンジしている元気な若者の助けになることです。できれば日本の大学卒業後に海外の大学院で少なくとも2年以上の留学を望みます。もちろんそれ以外のコースの応募も検討します。本奨学金は1年分しか有りませんが、海外の大学では1年目を良い成績で終了すれば2年目から奨学金を支給してくれるところが多くあります。あるいは教授の授業助手をすることにより給料をもらうことも可能です。チャレンジしてみてください。日本国内でも、あらゆる分野で世界レベルの教育・訓練を受けることは可能ですが、若い時に異文化を経験し、その環境下で目的を持って生活することは必ずその後の人生に役立ちます。
(脚注:本奨学金は、現在ロータリーの会員である笹岡三千雄が二十代に国際ロータリー財団の奨学金を得て米国ミシガン州立大学に留学したことが、現在の私自身が確立する基盤になっていることの恩返しとしての寄付金より成り立っています。)
国際ロータリー第2670地区ロータリー財団学友会会長
坂出東四国ロータリー衛星クラブ会員
笹岡 三千雄
笹岡学友会長の経歴
1974年に国際ロータリー財団奨学金を受領して米国ミシガン州立大学(MSU)の大学院に留学し、1978年に有機化学の分野でPh.D.の学位を取得し、ボストンに移動してマサチューセッツ工科大学(MIT)でリサーチアソシエートとして2年間働き、1980年に帰国、大塚製薬グループに就職、主に研究開発部門で働き、常務執行役員で定年を迎える。その後、東大発バイオベンチャーのペプチドリーム(株)に参加、現在は取締役を務めている。